キスミー薬用ロングセラーのヒミツ
「手荒れは当たり前」昭和の冬
昭和40年代。寒くなれば手は荒れるもの、ヒビ・アカギレになるのは仕方ないと考える時代だった。
伊勢半では、ヒビ・アカギレに効果があり、うるおうのにベタつかないハンドクリームはできないものかと研究が進められていた。
「肌になじんでしっかりうるおう」
保湿剤配合の壁
しかし、製品化には多くの壁があった。
ベタつかないハンドクリームを作るため、保湿剤を多く配合するとクリームの安定性が悪くなったり、クリームと容器の相性が悪かったり、製造過程でのテクニックや配合手順による失敗など、テストには約2年の歳月を費やした。
キスミー薬用ハンドクリーム完成
安全性・有効性・安定性のチェックを繰り返して、昭和50年、ついにハンドクリームが完成した。これまでのベタつくハンドクリームとは一線を画し、肌になじんで保湿効果が8時間∗後も続く、キスミー薬用ハンドクリームが店頭に並んだのは10月の事だった。
愛されてロングセラー
キスミー薬用ハンドクリームは、今もなお愛され続けるロングセラー商品となった。「もう手放せません!」「美容師になって以来続いていた手荒れの悩みがなくなりました。」「娘もお嫁さんも愛用してます。」「ありがとう ありがとう、いくら言っても足りないけど、ありがとう」多くのお客様からの感謝の声に支えられ、今日も多くの人の手をヒビ・アカギレなどの手荒れから守っている。